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フリースクールやばい?気になる欠点や学歴問題・不登校事情を解説

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フリースクールやばい?気になる欠点や学歴問題

フリースクールやばい」というキーワードで検索をする方の多くは、「フリースクールには欠点があるのでは?」「不登校の子どもが通う場所として本当に大丈夫?」「ゲームばかりさせていて放置してると聞いた」といった不安や疑問をお持ちではないでしょうか。
実際に、フリースクールと一口に言っても運営主体や方針はさまざま。通う子の目的も多岐にわたります。本記事では、フリースクールにまつわる疑問点をまとめて解説し、「本当にフリースクールはやばいのか?」について考えていきます。

この記事を読むと分かるポイント

・「フリースクールはやばい」と言われる理由と、その実態
・不登校の主な原因や家庭・子どもへの影響とは
・フリースクールは学歴になる?進学との関係も解説
・フリースクールの費用相場・公的支援・選び方の重要ポイント

目次

フリースクールやばい?基礎知識とよくある

フリースクールの欠点は何?

フリースクールの良い面が注目される一方で、以下のような欠点やデメリットを指摘する声もあります。

  1. 教育の質・カリキュラムのばらつき
    フリースクールは公立学校と違い、統一された学習指導要領がない場合があります。そのため、学校ごとに学習内容や方針にばらつきがあり、「基礎学力がしっかり身につくか不安」という保護者も少なくありません。
  2. 費用面の負担
    後述する平均月謝でも触れますが、学校ではないため公的補助が受けづらく、月謝が高額になりがちです。
  3. 学習環境が合わない場合も
    自由度の高い校風を好む子もいれば、逆に自分から意欲を出せないとモチベーションが続かないケースも。また、学校復帰や進学を見据えている場合は、公教育のカリキュラムとのズレが課題になることがあります。

不登校の理由1位は何?

文部科学省の調査によると、不登校の理由として最も多いのは、「無気力や不安」「学校生活や学業への不適応」といった精神的要因です。また、いじめや家庭環境が原因となるケースも多々あります。
ただし、最近では「学習のペースが合わない」「集団行動に苦手意識がある」「発達特性が影響している」など、子どもの個別事情が複合的に絡むことが多く、一概に“これが1位”とは断定しづらいこと思います。

フリースクールは学歴になる?

フリースクールは一般的に“学校教育法上の学校”ではないため、公的な「学歴」としては扱われません。
ただし、すべてのフリースクールが無認可というわけではなく、中には「通信制高校のサポート校」などの形をとり、高校卒業資格につながるシステムを持つ施設もあります。学齢期のお子さんの場合は、小・中学校の義務教育の範囲内なので、学歴というよりも学習場所の選択肢と考えるほうが正しいでしょう。

フリースクールは登校扱いになるの?

結論から言うと、多くの場合は「登校扱い」とはなりません。
公立小中学校では、校長の裁量により「フリースクール等の学習活動が学校での指導に相当する」と認められれば、出席扱いになる可能性もあります。しかしこれは学校や地域によって対応が異なり、実際に認められるケースは限られています。通学の実績として扱ってもらえるかは、在籍校としっかり相談する必要があります。

平均月謝はいくらですか?

フリースクールは公的機関ではなく、運営費を保護者の負担や寄付金に頼ることが多いです。平均月謝は3万円〜5万円前後とされるところが多く、中にはさらに高額なところもあります。私は埼玉県在住なのですが、調べた所、週に2回位なら3万円~週に5回となると5万円前後が多いように感じました。勿論、

  • 専門家がサポートするタイプ
  • 医療機関と連携してサポートするタイプ
  • 個別指導の有無

などによって費用が変わるため、事前に問い合わせて内容と費用を比較するのが大切です。

フリースクールやばい?通う理由・運営主体・支援制度など

フリースクールに通いながら就学支援金はもらえるのか?

小中学校の義務教育段階では、就学援助制度(学用品費などを支給する制度)は在籍校(公立)を通じて受ける形になります。フリースクール単体に通う場合だと、原則として公的な支援金は受けられないことが多いです。
ただし、高校生の場合は「高等学校等就学支援金制度」が利用できるケースがあります。通信制高校と提携しているフリースクールを選べば、在籍校が高校として認められ、就学支援金を受けられることも。ただし条件や適用範囲は自治体・学校ごとに異なるため、事前のリサーチが必要です。

フリースクールに入学する理由は何?

フリースクールへ入学(または編入)する理由は多岐にわたります。代表的なものを挙げると、

  1. 不登校状態からのリスタート
  2. 学校外の環境で自己肯定感を高めたい
  3. 自分に合った学習スタイルを探したい
  4. いじめやトラウマの克服
  5. ギフテッドや発達特性を考慮した教育が必要

フリースクールは「学校に行かない選択肢」ではなく、「自分に合った学びの場を見つける」という選択肢として利用されるケースが増えています。

どこが運営している?

フリースクールの運営主体は、NPO法人や一般社団法人、民間企業、個人団体など多岐にわたります。公立学校の分室や私立学校の分校という形で運営される例は多くありません。
運営主体によって費用やカリキュラム、運営方針が大きく変わるため、実際に見学や体験入学をして雰囲気を確かめることが重要です。口コミやHPの情報だけではわからない点も多いので、疑問点は遠慮なく問い合わせましょう。

ギフテッドのうち不登校の割合は?

日本ではギフテッド教育に関する統計情報がまだ十分ではありませんが、海外の調査などではギフテッドの子どものうち不登校や学力不振に陥る割合は一定数存在するといわれています。
才能が突出している一方で、社会性やコミュニケーション面でつまずくケースもあり、通常の学校では支援が行き届かないのが現状です。そのため、ギフテッドの子がフリースクールに通うことで、独自の才能を伸ばす学習環境を見つけることもあるようです。

フリースクール選びのポイント

  1. 運営主体の確認(NPO法人、企業など)
  2. 学習カリキュラムや方針をチェック
  3. 体験入学や見学で雰囲気を把握
  4. 費用面や補助制度の確認(就学支援金など)
  5. 在籍校との連携が必要な場合は学校側としっかり相談

不登校の理由や子どもの個性は一人ひとり違います。大切なのは、子どもに合ったペースで安心して学べる環境を見つけることです。フリースクールについて正しい情報を得て、選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。

フリースクールやばい?正しく知れば新たな選択肢にまとめ

  • フリースクールの欠点として、学習指導要領が統一されていない、月謝が高額になりやすいなどが挙げられます
  • 不登校の理由1位は「無気力・不安」など精神的要素が多い一方、いじめや発達特性など複雑な背景も
  • フリースクールは学歴にならない場合がほとんどですが、通信制高校のサポート校など例外もあります
  • 登校扱いになるかは在籍校の裁量によるため、通学実績として認められるかはケースバイケース
  • 平均月謝は3〜5万円ほどで、運営主体やプログラム内容で変動します

フリースクールやばい」と不安を抱く方もいますが、実際には子どもに合った学びの場を提供している施設も多いのが現状。学校復帰を目指す子もいれば、フリースクールで過ごすことで自分の居場所を探せる子もいます。一概にフルースクールはゲームばかりさせていてヤバい・と決めつける前に運営主体の確認は必須の上、実際に見学に行かれる方がいいですね。

文部科学省「不登校児童生徒への対応について」
👉 不登校の実態や支援体制、フリースクール等の活用に関する国の基本方針が解説されています。

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