通信教育、種類が多すぎて迷っていませんか?
「すらら・スマイルゼミ・進研ゼミ・Z会…結局どれがいいの?」と、資料だけ眺めて時間だけが過ぎてしまう——私も同じでした。このページでは、
- 「どんなタイプの子に、どの教材が合いやすいか」を、できるだけシンプルに整理しました。
特に、
- 不登校・行きしぶりがある
- 発達特性があって集団授業が負担
- 基礎からやり直したい単元が多い
こういったお子さんのご家庭は、「どれでも同じ」ではありません。
この記事を読みながら、「うちの子に一番近いのはどれか?」を、ぜひ一緒にイメージしてみてください。
この記事を読むと分かること👇
- 通信教育選びで迷いやすいポイントと、その整理の仕方
- すらら・スマイルゼミ・進研ゼミ・Z会の料金ざっくり比較
- 各教材の「強み」と「注意点」の違い
- タイプ別:「こういう子にはこの教材」が一目で分かるガイド
- 不登校・発達特性のあるお子さんに、すららが選ばれやすい理由

目次
すららと他教材の料金比較
各教材の料金表(小学生のイメージ)
| 教材名 | 小学生向け料金(月額・税込) | 追加費用 | 備考 |
|---|---|---|---|
| すらら | 8,228円~10,428円 | 入会金:7,700~11,000円 | 無学年学習で小1~中3(小中コース)、小1~高3(中高コース)まで学び放題 |
| スマイルゼミ | 3,278円~6,710円 | 専用タブレット代 10,978円(6ヶ月以上継続で実質0円) | 教科書準拠。定期テスト対策・英語プレミアムあり |
| 進研ゼミ | 4,020円~7,150円 | タブレット代 9,900円(条件付きで無料) | 学校の学習に対応。発展/受験対策講座あり |
| Z会 | 2,000円~6,800円(1教科から選択可) | オプション講座あり | 難関校受験向け。1教科だけ受講も可 |
なぜ料金に差があるのか?
すららが高めに見える理由
- 小1〜高3まで、無学年方式でさかのぼり・先取りし放題
- 「すららコーチ」による個別サポート付き(学習計画・相談など)
- 不登校・発達特性の子でも使いやすいように、つまずきフォロー機能が充実
スマイルゼミ・進研ゼミが比較的リーズナブルな理由
- 「学年ごとのカリキュラム」が基本で、学習範囲はその学年+αに限定
- サポートがシステム寄りで、コーチングまでは求めない前提
- 基本は「学校の授業をきちんとフォローする」用途
Z会が独特な位置づけの理由
- 教科ごとに選べるため、一見安く見えるが
→ 複数教科を取ると合計は高くなりがち - 難関校向けのハイレベル問題が中心で、“基礎ゆっくり”というより“応用ガッツリ”の世界
特徴の比較:すららと他教材、それぞれの強み
すららの強みと注意点
強み
- 無学年学習:苦手単元は小学校内容までさかのぼり、得意分野はどんどん先取り可能
- アニメーション+対話型のレクチャーで、文字だけの問題が苦手な子でも入りやすい
- 不登校・発達特性の子ども向けの利用実績が多く、家庭学習だけでも学力の土台を作りやすい
注意点
- 難関受験に特化した教材ではないため、ガチ受験モードには別教材の併用が必要
- 月額は他社と比べると高めなので、
「毎日コツコツ」「中長期で基礎を固めたい」家庭向き
スマイルゼミの強みと注意点
強み
- 教科書準拠で、学校の授業とリンクしやすい
- タブレット1台で完結し、ゲーム感覚の要素も多い
- 英語プレミアム講座で、発音練習などアウトプット型の英語もできる
注意点
- 専用タブレットが必須(初期費用がかかる)
- 無学年方式ではないので、「小3だけど小1内容からやり直したい」にはやや不向き
進研ゼミの強みと注意点
強み
- 学校の教科書にピッタリ対応。提出物やテスト対策と相性が良い
- ハイレベル・受験講座も追加でき、公立上位~中堅私立あたりの受験には強い
- 紙・タブレットを組み合わせたハイブリッド学習も可能
注意点
- タブレットコースは月額がやや高め
- 「学校に行けている子」が前提の作りが多く、不登校家庭では一部活かしにくい部分も
Z会の強みと注意点
強み
- 難関校受験向けの問題が充実し、思考力・記述力をしっかり鍛えられる
- 1教科から受講できるので、「国語だけ」「算数だけ」のピンポイント受講が可能
注意点
- 教材レベルが高めで、「基礎も怪しい状態」だとつまずきやすい
- 複数教科を取ると費用がかさみやすく、家計負担になりがち
タイプ別の選び方ガイド
「どれがいい?」よりも、
「うちの子の今の状態に一番合うのはどれ?」で考えるのがラクです。
| こんなお子さんには… | おすすめ教材 | 理由 |
|---|---|---|
| 基礎学力を徹底的に固めたい/抜けが多い | すらら | 無学年方式で、小学校内容から何度でも学び直しできる |
| 不登校・行きしぶりがあり、家で完結したい | すらら | 在宅完結・学年に縛られない・コーチのサポートがある |
| 学校の授業内容に沿って、とりあえず「普通」に付いていきたい | スマイルゼミ・進研ゼミ | 教科書準拠で、テスト・提出物と連動しやすい |
| 難関校受験に向けて、応用力をガンガン鍛えたい | Z会 | 難問・応用問題が豊富で、入試演習向き |
| 英語の発音やリスニングをしっかりやりたい | スマイルゼミ(英語プレミアム) | 発音練習・英検対応コンテンツあり |
口コミ・評判と注意点
ざっくり分類すると、こんな声が多いです。
すらら
- 「発達特性がある子でも、アニメ解説なら入りやすかった」
- 「不登校で学校に行けない期間の“学力の命綱”になった」
- 「無学年制だから、できないところだけ徹底的に戻れるのが良い」
→ 一方で、
「毎日やらないと損した気持ちになる」「親の声かけは必要」という声も。
スマイルゼミ
- 「学校の授業にピッタリ合っていて親も把握しやすい」
- 「タブレットのごほうびゲームがやる気につながる」
→ ただし、
「タブレットの管理(遊びすぎ)に悩む」「無学年制ではないのが惜しい」という声もあります。
進研ゼミ
- 「教科書通りで、授業の予習・復習にちょうどいい」
- 「受験講座がしっかりしていて、志望校別の対策ができる」
→ その一方で、
「教材がたまってプレッシャー」「やらないと罪悪感…」という声も。
Z会
- 「応用問題が骨太で、考える力がつく感じがある」
- 「難関校を目指すなら最強クラス」
→ 反面、
「基礎が弱いとキツい」「親のフォローがかなり必要」という口コミも多いです。
2025年版 すららと他教材の違い【まとめ】
要点のおさらい
- 料金だけで見ると→ スマイルゼミ・進研ゼミが比較的お手頃
- 学年をまたいで学び直したい/先取りしたいなら→ 無学年制のすららが有利
- 難関受験特化なら→ Z会+必要に応じて他教材の併用が現実的
- 不登校・発達特性があり、家で学力を支えたいなら→ すららの「在宅完結+コーチ付き」が心強い
次にやると良いこと
- 気になる教材は資料請求や無料体験で、実際の画面や問題を確認する
- お子さんと一緒に、「どれなら自分でも続けられそうか」を話してみる
- 特に不登校・行きしぶりがある場合は、
「家だけで完結できるか」「学年に縛られないか」を重視して選ぶ
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