ギフテッド・2E・不登校・子どものメンタルヘルスについて
※ このページは「公式情報のまとめ・案内」を目的としており、体験談や意見ではなく、一次情報への導線のみを掲載しています。
信頼できる公式情報を知りたいけれど、どこを見ればよいのか分からない…
という方向けに作成した、公的機関や専門機関だけを集めたリンク集です。
インターネット上には多くの情報がありますが、
根拠がはっきりしないものや、個人の意見が強く反映されたものも少なくありません。
このページでは、
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文部科学省
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こども家庭庁
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厚生労働省
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国立特別支援教育総合研究所(NISE)
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WHO
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OECD
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海外のギフテッド支援団体(NAGC・SENG など)
といった、信頼性の高い公式・専門機関のみを厳選して紹介しています。
※ 当事者家族としての経験をもとに、教育・子ども支援・メンタルヘルス分野の公式情報を継続的に確認している mina が作成しています。
→ 運営者プロフィールはこちら https://giftedlabo.com/profile/
このページの使い方
このリンク集は、「全部を理解する」ためのページではありません。今のご自身やお子さんの状況に合わせて、
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必要なところだけ
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必要なタイミングで
公式情報の入口として使うためのページです。たとえば、次のようなときに開いてみてください。
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ニュースで見た「不登校が過去最多」の言葉の、実際の数字を自分の目で確かめたいとき
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「子どもの様子が気になるけれど、どこまでが普通なのか分からない」と悩み、相談の目安を知りたいとき
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学校や家族に説明するとき、公式データや資料を根拠として示したいとき
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ギフテッド・2Eについて、公的機関や海外の専門機関の考え方を知りたいとき
「全部読まなきゃ」と思わなくて大丈夫です。
今の自分に関係しそうなところを、つまみ読みする感じで使ってください。
【公式データ】日本の不登校と教育の全体像を知る
文部科学省「児童生徒の問題行動・不登校等に関する調査」
不登校についての、もっとも基本となる公式統計です。
小学校・中学校・高校別の人数、年ごとの推移、背景要因などが整理されています。
【このページで分かること】
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小中学校・高校における不登校児童生徒数と、その推移
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学年ごとの人数や、増減の傾向
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不登校の背景にあると考えられている要因(いじめ・人間関係・心理的要因など)
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問題行動(いじめ・暴力行為など)の発生件数
【見方のポイント】
最初から全部読もうとすると疲れてしまうので、はじめての方は、次の3つだけ見れば十分です。
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「不登校児童生徒数の推移」のグラフ
→ 年ごとにどのくらい増えているか、「増え方の傾き」をざっくり見る -
「学年別の人数」
→ お子さんと同じ学年の数字を見て、「同じ学年でも悩んでいる子がたくさんいる」と知る -
「不登校の主な要因」
→ うちの子の状態と近いものがあるか、なんとなく眺める
大切なのは、
「不登校は珍しいことではなく、社会全体の課題になっている」
という全体像をつかむことです。
【文部科学省】特別な教育的ニーズ全体を知る
文部科学省|特別支援教育について
特別な教育的ニーズのある子どもについて、
国としてどのように考え、制度設計しているかをまとめたページです。
【このページで分かること】
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特別支援教育の基本的な考え方
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通常学級・通級・支援学級の位置づけ
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「一人ひとりに応じた学び」の公式な考え方
ギフテッドや2Eを考えるときの、日本の制度側の前提を理解するのに役立ちます。
【文部科学省】不登校に関する地元の相談窓口を知る
文部科学省|不登校・学校生活に関する相談窓口案内
不登校や学校生活について悩んだとき、どこに相談すればよいか分からないという保護者の方向けに、
文部科学省が各地域の相談先を整理して紹介している公式ページです。
【このページで分かること】
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各都道府県・市区町村の教育相談窓口
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教育センターや相談機関の連絡先
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学校・教育に関する相談を受け付けている公的機関の一覧
「今すぐ何かを決める」ためのページではなく、困ったときに頼れる選択肢を知っておくための情報として役立ちます。
【こんなときに開いてみてください】
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学校とのやり取りに、第三者の視点がほしいと感じたとき
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家族だけでは判断が難しく、相談先を探しているとき
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「どこに聞けばいいのか分からない」という状態になったとき
不登校は家庭だけで抱える必要のある問題ではありません。
「相談できる場所がきちんと用意されている」と知ること自体が、気持ちを少し軽くしてくれることもあります。
【内閣府】子ども・若者の精神的健康の全体像を知る
内閣府「子ども・若者白書」
日本の子ども・若者を取り巻く状況について、
教育・家庭・こころの健康・社会的課題を横断的にまとめた公式資料です。
【このページで分かること】
・子ども・若者の生活状況や心理的課題の全体像
・学校・家庭・社会との関係性の整理
・国として子ども・若者をどう支えていこうとしているかの方向性
単一の制度や症状ではなく、「子どもを取り巻く環境全体」から考えたいときの背景資料として役立ちます。
【こども家庭庁】不登校への国の考え方
こども家庭庁「不登校対策(COCOLOプランなど)」
不登校に対して、国としてどのような方針で取り組んでいくのかをまとめたページです。
【このページで分かること】
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「COCOLO(こころ)プラン」など、不登校支援の基本的な方向性
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学校・家庭・地域がどのように連携していくべきかという考え方
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国が今後力を入れていきたい支援のポイント
ここに書かれている内容は、すぐに現場の学校にすべて反映されるわけではありませんが、
「これから数年かけて、教育現場や支援制度がどう変わろうとしているのか」という方向性のヒントになります。
【こんなときに役立ちます】
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「国としても、不登校を個人の問題ではなく、社会全体の課題として捉え始めている」と知りたいとき
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学校側との話し合いで、「国の方針として、こういう方向性が出ていますよね」と共有したいとき
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新しい支援制度や相談窓口が出てきたときに、「あのプランの流れなんだな」と理解しやすくしたいとき
【厚生労働省】子どものメンタルヘルスと相談の目安
厚生労働省「こころもメンテしよう ~若者を支えるメンタルヘルスサイト~」
お子さんの様子を見て、
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ただの反抗期なのか
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こころの不調のサインなのか
その判断に迷ったときに、最初に見てほしいページです。
▶ 厚生労働省「こころもメンテしよう ~若者を支えるメンタルヘルスサイト~」
【このページで分かること】
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子ども・若者にあらわれやすい「こころの不調」のサイン
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ストレス・悩み・こころの病気についての基礎知識
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どんなときに、どこへ相談したらよいかの目安
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家族として、どのように寄り添えば良いかのヒント
難しい専門用語はできるだけ避けてあり、イラスト付きで説明されています。
医学的な知識がなくても、「こういう状態は要注意なんだな」という感覚がつかみやすいページです。
【専門機関】ギフテッド・2E・特別支援教育の公式情報
国立特別支援教育総合研究所(NISE)
日本における特別支援教育の研究・情報発信の中心的な機関です。
【このページで分かること】
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特別支援教育全般に関する研究成果や報告書
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発達障害・学習障害など、さまざまな特性に関する情報
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教師向けの研修資料や、教育現場での実践例
ギフテッドや2Eという言葉が直接出てこないこともありますが、
「普通のやり方では学びにくい子どもたち」をどう支えるか、という視点で、多くのヒントが見つかります。
NAGC(National Association for Gifted Children)
海外のギフテッド教育の情報を知りたい方におすすめの、全米ギフテッド協会です。
【このページで分かること】
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ギフテッドの基本的な定義や特性
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保護者向けガイドや Q&A
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教育現場での支援の考え方
英語サイトですが、ブラウザの自動翻訳を使えば、ざっくり内容をつかめます。
「海外ではギフテッドをこう捉えているんだな」と知るだけでも、気持ちが少し楽になることがあります。
SENG(Supporting Emotional Needs of the Gifted)
ギフテッドの子どもの「こころのケア」に特化している団体です。
【このページで分かること】
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ギフテッドの子どもが抱えやすい心の悩みや不安
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保護者がどのように寄り添い、支えると良いかのヒント
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ギフテッドの子どもが生きやすくなるための環境づくりの考え方
【OECD・WHO】世界の子ども・教育・メンタルの視点
OECD「Education at a Glance」日本カントリーノート
教育に関する国際比較データをまとめた報告書です。
▶ OECD「Education at a Glance 2024」日本カントリーノート
(日本語要約ページへのリンクをサイト内からたどれます)
日本だけでなく世界の国々と比較してみることで、
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「日本の教育の特徴」
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「日本のやり方が唯一の正解ではない」
といったことが分かり、
ギフテッドや不登校のお子さんを育てる保護者にとって、心を軽くしてくれる部分もあります。
WHO「Mental health of adolescents」(若者のメンタルヘルス)
WHO(世界保健機関)による、思春期のメンタルヘルスの解説ページです。
▶ WHO「Mental health of adolescents」
世界全体で、
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どれくらいの若者がメンタルの問題を抱えているか
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どのような要因がメンタルに影響しやすいか
がコンパクトにまとめられています。
公式情報は「地図」、あなたの状況は「現在地」
ここまで、10個の公式サイト・専門機関のページをご紹介しました。
これらの情報は、社会全体を俯瞰するための「地図」のようなものです。
一方で、お子さんやご家庭の状況は、それぞれ違う「現在地」にあります。
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地図(公式情報)だけを見て、「こうすべき」と決めつけない
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現在地(あなたの気持ち・経験)だけを見て、「うちのやり方が正しい」と固くならない
そのどちらでもなく、
両方を見比べながら「うちのペース」で考えるための材料として、このページを使っていただけたら嬉しいです。
このページのあとに読んでほしいもの
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不登校やギフテッドに関する体験談・コラム→ サイト内の各カテゴリーページから
公式情報だけでは分かりにくい部分や、「じゃあ、実際の生活ではどうしたらいいの?」という部分については、
ブログ記事の中で、経験もまじえながら、できるだけやさしい言葉でお伝えしていきます。
このリンク集が、
「一人で悩まなくていい」と感じられる、最初の入口になりますように。