不登校でssriをすすめられたとき 親が知っておきたいこと

不登校とSSRI――親が知っておきたい基本の話

子どもが不登校になりssriの効果や副作用を必死に調べているときって、本当に心が落ち着かないですよね。

ネットで検索すると、子どものssri自殺リスクや、ssri離脱症状のやめ方、不登校カウンセリングや不登校認知行動療法など、いろいろな情報が一気に目に入ってきます。その一方で、「不登校ssri効果」「不登校ssri副作用」といった言葉も目について、希望と不安が入り混じった気持ちになる方も多いのかなと思います。

このページでは、不登校とssriの関係について、うつ病や不安障害などの診断との関わり、薬を始めるタイミング、やめ方の考え方、認知行動療法との組み合わせまで、できるだけ分かりやすく整理していきます。医療の専門家ではない親の立場からではありますが、同じように悩んだ親として、あなたの「どうしたらいいの?」に寄り添いながら書いていきますね。

  • 不登校とssriがどんな場面で検討されるのかを理解する
  • 不登校の子どもにssriを使うメリットとリスクのバランスを整理する
  • カウンセリングや認知行動療法など薬以外の選択肢との違いを知る
  • 親として医師に何を質問し、どう見守ればよいかのイメージを持つ
不登校でssriをすすめられたとき 親が知っておきたいこと
目次

不登校とssriの基礎理解と判断軸

ここでは、不登校とssriがどう関わるのか、そもそも何のために使われる薬なのかを整理していきます。まず大前提として、不登校だからといって自動的に薬が必要になるわけではありません。薬は、いくつかある支援の中のひとつの選択肢にすぎません。不登校のお子様でうつ病や不登校の理由が社交不安障害など、背景にある心の状態との関係を押さえながら、「うちの子の場合はどう考えたらよさそうか」の土台を一緒に作っていきましょう。

不登校とssri効果の基礎整理

ssriは主にうつ病や不安障害、強迫症状などに対して使われる薬だということです。不登校の背景に、気分の落ち込みや強い不安、こだわりの強さなどがあるとき、その症状を和らげることで、結果的に登校しやすくなることが期待されます。

イメージとしては、

  • 朝になると強い不安や憂うつ感で動けない
  • 「教室に入る」と考えるだけで動悸や吐き気が出てしまう
  • 頭の中が心配事でいっぱいで、休んでいても全然休まらない

といった状態を少しずつ和らげて、生活のベースを持ち直すためのサポート役、という感じですね。

もちろん、どのくらい効くかは個人差が大きく、あくまで「効く可能性がある選択肢の一つ」として捉えておくのが現実的かなと思います。

不登校とssri副作用への不安

一方で、不登校とssri副作用の話を聞くと、親としてはものすごく怖くなりますよね。特に、子どものssri自殺リスクという言葉を見ると、「そんなに危ない薬なの?」と感じるのは自然な反応だと思います。

一般的によく言われる副作用としては、

  • 吐き気や食欲低下
  • 眠気または逆に眠れない感じ
  • 頭痛やふらつき
  • イライラ感や落ち着かなさ

などがあります。これらは必ず出るわけではなく、出ても数日〜数週間でおさまることもあるとされていますが、実際にお子さんに出るかどうかは飲んでみないと分かりません。

また、ごく一部の子どもでは、気持ちが不安定になり、怒りっぽくなったり、興奮したような様子が出たりすることも報告されています。こうした変化は、本人も家族もかなり不安になりますよね。

不登校とssri副作用への不安が強いときは、

  • どんな副作用がどのくらいの頻度で起こりうるのか
  • その副作用が出た場合、いつ・どう相談すればいいのか
  • どのくらいの期間飲む想定なのか

といった点を、遠慮せずに主治医に確認しておくと安心材料が増えるかなと感じています。

ここでお伝えしている副作用の情報は、あくまで一般的な目安です。お子さんの具体的な状態や他の薬との飲み合わせなどは、必ず主治医と確認してください。

不登校の背景にうつ病とssri適応判断

次に不登校の背景に、うつ状態が影響しているケースがあります。うつ病とssriの関係についてです。

  • 一日中気分が落ち込んでいる
  • 好きだったことにも興味が持てない
  • 自己否定が強く「いなくなりたい」といった言葉が出る
  • 食欲や睡眠が大きく乱れている

といった状態が続くと、「うつ病またはうつ状態」と判断されることがあります。

うつ病の場面でssriが検討されるのは、

  • 環境調整やカウンセリングだけでは日常生活が回らないとき
  • 抑うつ症状が中等度〜重度と考えられるとき
  • 本人の苦しさが強く、少しでも早く和らげたいとき

が多い印象です。

親として大事だなと感じるのは、「なぜ今、うちの子にssriが必要だと判断したのか」を具体的な様子と一緒に説明してもらうことです。「うつ病のこの症状が強い」「このままだと安全面が心配」といった理由が聞けると、納得感が違ってきます。

もし診察時にうまく聞けなかったときは、メモを持って次回あらためて質問してみるのもおすすめです。

不登校でssriをすすめられたとき きちんと医師に確認することのイメージ

不登校の背景に社交不安が強いケースとssri関係

不登校の背景にある社交不安が強いケースで、社交不安障害という言葉を聞くことも増えてきました。これは、

  • 教室に入ると人の目が怖くてたまらない
  • 発表や音読など、人前に立つ場面を極端に避けたくなる
  • 「失敗したらどうしよう」という恐怖が強すぎて動けない

といった形で現れることが多い状態です。

社交不安障害に対しては、認知行動療法やカウンセリングと並んで、ssriが選択肢に入ってくることがあります。特に、

  • 不安が強すぎて練習の場に出られない
  • 頭では分かっているのに体が固まってしまう

というときに、不安の「振り幅」を少し小さくする目的で使われるイメージです。

社交不安がベースにある不登校では、「学校そのものが怖い」「友だちと顔を合わせるのが怖い」という気持ちが強く、単純な「やる気」の問題ではありません。親が「甘え」ではなく「不安の病気かもしれない」と理解できるだけでも、子どもに伝わる安心感は大きいと感じています。

なお、社交不安障害の治療では、薬だけでなく段階的に負荷を上げていく練習(例えばオンラインで先生と話す→保健室登校→短時間の教室滞在、など)が大切になります。その点は、後半のカウンセリング・認知行動療法のところでも触れていきますね。

不登校の背景に強いこだわりがあるケースとssri使用判断


こだわりの強さが影響する不登校の場合、例えば次のような様子が見られることがあります。

  • 何度も手を洗わないと気が済まない
  • 同じ確認行為(鍵・持ち物・宿題など)を延々と繰り返してしまう
  • 「〜しないと家族に不幸が起こる」などの考えが頭から離れない

こうした強迫症状が強いと、朝の支度や登校どころではなくなってしまうこともあります。その結果として不登校になるケースも、実際にあります。

強迫性障害では、認知行動療法(暴露反応妨害法など)と同時に、ssriが第一選択薬として使われることが多いです。

  • 強迫の「波」を小さくして生活を回しやすくする
  • 行動療法に取り組むためのエネルギーを少し取り戻す

といった目的でssriが検討されます。

ただし、強迫症状だからといって、必ずしも薬が必要とは限りません。症状の強さや期間、日常生活への影響度によって判断が変わります。ここでもやはり、「なぜ今、ssriが必要と考えたのか」を具体的に聞くことが大事だなと感じています。

薬の使用をいつから始めるか

いちばん悩ましいのが、「薬を必要とする判断と、いつから始めるのがいいのか」というタイミングの問題だと思います。私自身も子どもの診察で何度も迷いました。ですが本人がどう考えているかも私は尊重してあげたかったので、結果…本人が使用したくない。となり使用はしませんでしたが、

親として考えやすくするために、あくまで一つの目安として、

薬より前に整えたいこと

  • 睡眠や生活リズムをできる範囲で整える
  • 学校とのやり取り(プレッシャーになりすぎていないか)を見直す
  • 親子で「今いちばん困っていること」を共有しておく
  • 可能ならカウンセリングや相談機関につながる

といった「土台づくり」がどこまでできているかを、一度振り返ってみるのがおすすめです。

薬を検討したいサインの例

  • 不安や抑うつが強すぎて、ほとんど身の回りのこともできない
  • 気持ちの落ち込みや自己否定が長期間続いている
  • 「死にたい」「消えたい」といった言葉が頻繁に出る
  • カウンセリングや環境調整だけでは追いつかないと感じる

こうしたサインがあるときには、「薬を飲ませるかどうか」ではなく、「子どもの安全と心身を守るために、今できることは全部やれているか」という視点で主治医と話し合うのが大事かなと思います。

ここでお伝えしている「タイミング」は、あくまで親目線からの一般的な目安です。実際の開始時期や薬の種類・量は、お子さんの状態を診ている主治医の判断が最優先になります。最終的な判断は専門家にご相談ください。我がの場合、医師の判断も本人が希望していないので、まずは生活習慣の改善からとなりました。

不登校でssriをすすめられたとき 親が知っておきたいことのリスク

ssri治療選択と支援の実際

ssriをめぐる具体的なリスクややめ方の考え方、カウンセリングや認知行動療法との併用、そして家族としてどう関わっていくかを整理していきます。「薬を飲む・飲まない」の二択ではなく、ssriをどう位置づけるかという視点で、一緒に見ていきましょう。

ssri子ども自殺リスク理解

ssri子ども自殺リスクの話は、親にとって本当に怖いテーマだと思います。「薬を飲ませることで、逆に危険が増えたらどうしよう」と感じてしまいますよね。

一般的に言われているのは、

  • 一部の抗うつ薬で、若年者の自殺念慮・自殺企図がわずかに増える傾向が報告されている
  • ただし、うつ病そのものにも自殺リスクがあり、薬によってリスクが減る場合もある

という、非常に難しいバランスの話です。

親としてできる大事なことは、「リスクがあるから薬をやめる」か「薬を信じて全部任せる」のどちらかではなく、「飲む場合は、家族でしっかり見守る体制を作る」ことだと感じています。

見守りのポイントの例

  • 飲み始めや増量直後に、気分や行動の変化がないかよく観察する
  • 「死にたい」「消えたい」といった言葉が増えていないか意識して聞く
  • 少しでも気になる変化があれば、迷わず主治医に連絡・受診する

ここで書いている内容は、あくまで一般的な情報です。具体的なリスクの大きさや対応は、薬の種類やお子さんの状態によって変わります。

ssri離脱症状やめ方指針

次に、ssri離脱症状やめ方の話です。「いつかは薬を減らしたい・やめたい」と思うのは、ごく自然なことですよね。

ssriを急にやめると、

  • 頭痛やめまい
  • 吐き気や体のだるさ
  • 不安感の高まりやイライラ

などの離脱症状が出ることがあるとされています。これ自体も怖いですし、「やめたらまた症状が悪化するのでは?」という心配も出てきます。

やめ方の基本的なイメージ

  • 症状がある程度落ち着いてから、段階的に減量していく
  • 自己判断ではなく、必ず主治医と相談してペースを決める
  • 減らしていく途中でしんどさが強くなったら、無理せずペースを調整する

私が大事だと思っているのは、「やめる=卒業テスト」ではないという考え方です。少し戻したからといって失敗ではありません。子どものペースと安全を最優先に、「行きつ戻りつ」でちょうどいい量を探していくイメージで考えてあげてほしいなと思います。

不登校でssriをすすめられたとき 、希望が見えたイメージ

不登校とssriとカウンセリング併用

不登校とssriとカウンセリング併用の話になると、「薬だけでなく、話を聞いてもらうことも大事」とよく言われますよね。でも実際には、通う体力や気力がなかったり、予約が取りづらかったりして、現実的に難しいこともあると思います。

それでも、可能であれば薬とカウンセリングはセットで考えるのがおすすめです。理由としては、

  • 薬で不安や抑うつが少し軽くなると、話し合いや振り返りがしやすくなる
  • カウンセリングで気持ちを整理することで、薬だけに頼らない対応が増えていく
  • 親だけが抱え込まず、第三者と一緒に状況を見る「チーム」ができる

といったことがあるからです。

不登校カウンセリングには、オンライン相談や電話相談、自助グループなど、いろいろな形があります。学校や自治体の相談窓口だけでなく、民間のカウンセリングルームや、同じような親同士のコミュニティを探してみるのも一つの方法です。

不登校全体のステップや親の関わりについては、同じサイト内の不登校7つのステップで進む親子の回復ロードを分かりやすく解説も、合わせて読んでみると全体像がつかみやすくなるかなと思います。

不登校とssriと認知行動療法選択

不登校とssriと認知行動療法をどう組み合わせるかも、よく話題になるポイントです。認知行動療法(CBT)は、

  • 「考え方」のクセに気づく
  • 少しずつ不安な場面にチャレンジしてみる
  • できたことを振り返って自信を積み重ねる

といった要素が特徴的な治療方法です。

不登校支援での認知行動法の場面では、例えば、

  • まずは登校ではなく、「先生とオンラインで10分話す」ところから始める
  • 保健室登校や別室登校など、負荷の低いステップを一緒に決める
  • 「できなかったところ」ではなく、「できたところ」を具体的に言葉にする

といった形で、「いきなりフル登校」ではない細かい段階を踏んでいくことが多いです。

ssriを飲んでいる場合でも、認知行動療法はとても相性がいいと感じています。薬で「不安の波」を少し小さくして、その間に行動の練習を積み重ねていくイメージです。逆に言えば、薬だけでは「学校での具体的な一歩」はなかなか進みにくいので、両輪で考えると現実的かなと思います。

不登校の段階ごとの特徴や親の関わり方については、不登校4つの段階を解説|行き渋りから回復まで親の関わり方も参考になると思います。「今どの段階なのか」を確認しながら、認知行動療法のステップを考えていくとイメージしやすいです。

不登校とssri比較と家族の対応

ここでは、不登校とssri比較と家族の対応について整理してみます。実際には、「飲むか飲まないか」という二択ではなく、

  • 薬+心理的支援+環境調整
  • 薬なし+心理的支援+環境調整
  • 一時的に薬を使って、その後は心理的支援を中心にする

など、いろいろな組み合わせがあります。

親として意識しておきたい視点

  • 「どちらが正しいか」ではなく「今の子どもにとって安全で楽な選択はどれか」で考える
  • 家族の価値観(薬への抵抗感や期待)を、いったん言葉にしてみる
  • 本人の気持ち(飲んでみたい/怖い/よく分からない)も大事に扱う

また、親自身が不安でいっぱいだと、どうしても子どもにプレッシャーが伝わりやすくなります。不登校の親の気持ちについては、同じサイト内の「甘やかしすぎなんじゃない?」と言われたときの体験談も、気持ちを整理するヒントになるかもしれません。

家族で意見が割れるときは、「どちらの考えも、子どものことを思っての心配から出ている」という前提を共有するだけでも、話し合いの雰囲気が変わることがあります。感情のぶつけ合いになる前に、第三者(カウンセラーやスクールカウンセラーなど)を交えて話すのも、一つの方法です。

不登校でssriをすすめられたとき 親が知っておきたいことまとめ

最後に、不登校とssriを踏まえたまとめとして、親として大事にしたいポイントを振り返っておきますね。

  • ssriはうつ病や不安障害、強迫性障害などの症状を和らげるための薬であること
  • ssriは効果も副作用にも個人差が大きく、「効く人もいれば合わない人もいる」という現実があること
  • 子どものssri自殺リスクや離脱症状の可能性を理解したうえで、家族でしっかり見守る体制を作ること
  • カウンセリングや認知行動療法、学校や家庭の環境調整と組み合わせて、「薬だけに頼らない支え方」を一緒に考えていくこと

いちばんお伝えしたいのは、「どの選択をするにしても、あなたは頑張っている親だ」ということです。不登校とssriについてここまで調べて、迷って、悩んでいる時点で、もう十分に子どものことを大切に考えている証拠だと思います。

このページで書いたことは、あくまで一人の不登校の親としての経験と、一般的な情報をもとにしたまとめです。最終的な判断は、お子さんを診ている主治医や専門家にご相談ください

あなたとお子さんにとって、少しでも安心して選択肢を考えられるきっかけになればうれしいです。

あなたのクリックが励みになります!

にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ
にほんブログ村
目次