不登校クラスに何人の目安?小中の人数相場と親が知るべきポイント

不登校クラスに何人の目安?

「不登校はクラスに何人いるのが普通なんだろう」「うちの子の学校、多いのかな?」と気になって、不登校はクラスに何人いるのかを検索している方も多いと思います。私も、子どもが学校に行けなくなったとき、真っ先に知りたかったのは「不登校何人に一人くらいなのか」「この状況って珍しいことなのか」という現実的な数字でした。

この記事では、二人の不登校経験のある子を育てている母親としての視点から、「不登校はクラスに何人いるのが一般的か」という数字の目安と、数字だけでは見えてこない背景、そして親としてできる現実的な対応について、できるだけわかりやすくお話していきます。

  • 不登校は何人に一人・クラスに何人いるかの大まかな目安
  • 不登校は何日休むとカウントされるのかという定義と注意点
  • 小学生・中学生それぞれの不登校クラス人数のイメージと捉え方
  • クラスの雰囲気やクラス替え、担任の悩みなど人間関係面への向き合い方
不登校クラスに何人の目安?学校の画像
目次

不登校はクラスに何人が目安か

まずは「不登校はクラスに何人くらいいるのが一般的なのか」という、いちばん知りたいところから整理していきます。ここでは最新の統計をベースに、小学生・中学生・高校生それぞれの不登校率をざっくりとクラス人数に落とし込んで、「うちのクラスは多いのか少ないのか」をイメージしやすくしていきますね。

不登校何人に一人か最新データ

まず全体のイメージとして、不登校が「何人に一人くらいの割合なのか」を押さえておくと、クラス単位の人数感もぐっとつかみやすくなります。

文部科学省の調査をもとにした整理では、直近の年度でおおよそ次のような割合と言われています。

学校種不登校の割合(目安)何人に一人かの目安
小学校約2%前後約40〜50人に一人
中学校約6〜7%約15人に一人
高校約2〜3%約40〜50人に一人

※年度や調査によって少しずつ差がありますが、ここでは「ざっくりした目安」として捉えてくださいね。

中学校だけグンと割合が高くて、15人に一人くらいが不登校という計算になります。つまり、30人クラスなら2人、35〜40人クラスなら2〜3人の不登校生がいてもおかしくない、ということになります。

ポイントは、「不登校は特別レアなケースではない」ということです。数字だけを見るとドキッとしますが、裏を返せば「どのクラスにも普通にいる」「うちだけではない」と考えてもらって大丈夫、ということでもあります。

ちなみに、より大きな全体像や年度ごとの増加傾向を知りたい方は、同じサイト内の不登校44万人衝撃は本当?最新データと今知るべき親の選択肢もあわせて読んでみてください。

不登校何日休むと定義されるか

次によく聞かれるのが、「不登校は何日休むと不登校になるの?」という不登校の定義の部分です。ここを押さえておかないと、統計で言っている「不登校」と、私たち保護者が日常で使っている「不登校」のニュアンスがずれてしまうんですよね。

文科省が定める不登校の定義

現在の公式な定義では、おおまかに言うと「病気や経済的な事情を除いて、年間30日以上、心理的・情緒的・社会的な背景などで学校を休んでいる子」が不登校としてカウントされます。

  • 単なる風邪や骨折などの病欠は含まれない
  • 家庭の経済的事情で通えない場合も別カウント
  • 30日は連続ではなく、1年間の合計日数

つまり、「行ったり休んだり」を繰り返していても、年間の合計欠席日数が30日を超えると、統計上は不登校として扱われる、というイメージです。

定義上は不登校じゃなくても、つらさは本物

一方で、年間の欠席が20日前後だったり、週に2〜3日だけお休みする「登校しぶり」の段階だと、統計上はまだ不登校とは見なされません。でも、保護者からすると、もう十分大変ですよね。

数字上は不登校でなくても、子ども本人のしんどさは何も変わらないので、「まだ30日行ってないから大丈夫」というよりは、「少しでもつらさが見えたら早めに相談していい」と考えてもらえたらと思います。

具体的な原因の整理や家庭での関わり方については、同じサイト内の小学生の不登校の原因とその対処法でかなり細かくまとめていますので、あわせて参考にしてみてくださいね。

不登校クラスに何人の目安?学校に行きたくない様子の子供

小学生の不登校クラスに何人目安

では、ここからは学校種別に「クラスに何人くらい」が目安かを見ていきます。まずは小学生からです。

30〜35人クラスなら0〜1人が一般的

小学校の不登校率は、おおむね2%ちょっととされています。これは「児童100人のうち2〜3人くらいが不登校」というイメージです。

この数字をクラス単位に落とし込むと、例えばこんな感じになります。

クラス人数計算上の不登校児数イメージ
30人クラス約0.6人0〜1人程度
35人クラス約0.8人0〜1人程度

なので、小学生の場合は「1クラスに不登校が0〜1人くらい」がごく一般的な目安だと考えて良いかなと思います。

学年全体でみると2〜3人くらい

一方で、学年全体で見るとまた印象が変わります。例えば、1学年4クラス・各35人(計140人)の学校だとすると、2〜3人くらいが不登校、という計算になります。

私の子どもたちが通っている地域でも、「学年に2人くらいは不登校の子がいるよね」という感覚の学校が多くて、決して特別な学校だけが抱えている問題ではないと感じています。

もちろん、これはあくまで全国平均から見た「ざっくり目安」です。地域や学校の雰囲気によっては、「全然いない」というところもあれば、「学年の1〜2割が不登校」という学校も実際にあります。

中学生の不登校クラスに何人目安

次に、中学生の不登校クラスに何人いるのが一般的かを見ていきます。ここは、最初に知ると戸惑う方も多い部分です。

中学生はクラスに2〜3人が標準的なイメージ

中学校の不登校率は、おおむね6〜7%前後とされています。これは「中学生の15人に一人くらいが不登校」というイメージになります。

クラス単位にすると、例えば次のような感じです。

クラス人数計算上の不登校生イメージ
30人クラス約2.0人2人くらい
35人クラス約2.4人2〜3人くらい
40人クラス約2.7人2〜3人くらい

つまり、中学生に関しては「クラスに2〜3人不登校の子がいる」のが、むしろ平均的な状態だと言えます。

「うちの子だけ」が特別なわけではない

中学生の不登校が増える背景には、思春期の心身の変化、友人関係の複雑さ、部活動や勉強のプレッシャーなど、さまざまな要因が絡み合っています。保護者としては「どうしてうちの子だけ」と感じてしまいがちですが、数字だけで見ると、決して「自分たちだけの問題」ではないことがわかります。

中学生の不登校は、珍しいことでも、親の育て方が悪かったからでもありません。社会全体で起きている変化の中で、特に影響を受けやすい時期にいる子どもたちだ、という前提で見てあげてほしいなと思います。

不登校はクラスに何人いる?学校に行きたくない女の子のイラスト

不登校クラスに1人しかいない場合

ここまで読むと、「じゃあ、うちの子のクラスには不登校の子は1人しかいないけど、それって逆に少なすぎる?」「うちの学校には不登校が全然いないって聞いたけど、本当?」と感じる方もいるかもしれません。

不登校が0〜1人のクラスは「比較的少ない」状態

小学校では「30人クラスで不登校が0〜1人」という状況は比較的よく見られます。中学校でも「30人クラスで不登校が1人」というケースは、統計的にも珍しくない範囲に入ります。

その背景には、たまたまその学年・クラスの相性がよかったり、先生の関わりが子どもたちにマッチしていたり、地域的に支援が手厚かったり…と、いろいろな要素が絡んでいることが多いと感じます。

見えていない「グレーゾーン」の子もいる

一方で、クラスに不登校がいないように見えても、「頑張って毎日登校しているけれど、実はかなりギリギリ」という子はたくさんいます。保健室登校や別室登校、行事のときだけ顔を出す子も含めると、「数字に出てこないグレーゾーン」は想像以上に広いです。

「うちの学校には不登校がいない=問題がない」と考えるのは少し危険です。数字に表れないSOSをどう拾っていくかは、どの学校でも共通のテーマだと思っています。

学年別に見る不登校はクラスに何人

ここからは、クラス単位だけでなく「学年全体」や「クラスの雰囲気」「担任の関わり方」といった、人間関係や環境の側面から不登校を見ていきます。同じ数字でも、学年やクラスの空気によって、子どもが感じるしんどさはまったく違うからです。

不登校クラス雰囲気とクラスが合わない

不登校クラスの雰囲気が合わないことがきっかけで、学校に行けなくなる子は少なくありません。特に、ギフテッド傾向や繊細さが強い子は、クラスの空気を人一倍敏感に受け取ってしまいやすいです。

「明るさ」や「ノリ」がつらくなることも

よくあるのが、「クラスのノリについていけない」というパターンです。みんなでワイワイするのが苦手な子にとって、常にテンション高めの雰囲気は、それだけでかなりのストレスになります。

逆に、いじめまではいかなくても、悪ふざけやからかいが日常的にあるクラスだと、「自分もいつターゲットになるかわからない」という緊張感の中で1日を過ごすことになります。

クラスの居心地が悪いときにできること

  • クラス以外の居場所(他クラス・部活・図書室・地域・オンライン)を見つけておく
  • 「休んでもいい」と家庭の中で伝え、クッションを用意しておく
  • 学校側に、クラスの様子や先生との相性について率直に相談する

クラスが合わないこと自体は、子どものせいでも保護者のせいでもありません。「このクラスの空気は、うちの子にはちょっとハードだったね」くらいの感覚で、環境調整を考えていけるといいかなと思います。

不登校はクラスの何人?机と椅子の画像

不登校クラスメイトをどう思うか

保護者としては、自分の子が不登校になったとき、「クラスメイトはどう思ってるんだろう」「何か言われていないかな」と心配になりますよね。一方で、クラスメイト側の保護者からも「うちの子が不登校クラスメイトについてどう感じているのか気になる」という声をよく聞きます。

子どもたちの素直な視点

実際に子どもに聞いてみると、「あの子最近来ないね」「元気かな」という素朴な心配の声が多いです。中には、「行事だけ来るのはずるい」と感じてしまう子もいますが、それは「ルールはみんな同じであるべき」という子どもらしい感覚から来ていることも多いです。

ここで大事なのは、行事だけ参加したり、別室登校したりすることは「ずるい」からではなく、その子にとって必要なステップであるという視点を、大人がていねいに伝えていくことだと感じています。

親として子どもに伝えたいこと

  • 不登校クラスメイトにも、それぞれ事情やつらさがあること
  • たまたま今は学校に行けないだけで、その子の価値とは関係ないこと
  • 会えたときには、いつも通り挨拶したり、さりげなく話しかけたりしていいこと

「来れるときに来てくれてうれしいね」「会えた日はラッキーデーだね」くらいの温度でいられるクラスが増えると、不登校の子にとっても、クラスメイトにとっても、ずっと優しい学校になるなと思っています。

担任の責任と悩み

最後に、教師側の視点についても少し触れておきたいなと思います。クラスに不登校のお子様が多いと、担任の先生自身が「自分の指導が悪いのでは」「自分のクラス運営に問題があるのでは」と苦しんでいることも少なくありません。

「クラスに不登校の子が多い=担任のせい」という事ではない

ここまで見てきたように、不登校は社会全体で増え続けている現象で、学力格差や教育制度のミスマッチ、価値観の多様化など、構造的な要因も強く影響しています。

もちろん、クラスの雰囲気づくりや個別対応の丁寧さなど、担任の関わりが影響する部分もありますが、クラスに不登校の子が多いからといって、それをすべて担任一人の責任にするのは、あまりにも酷だなと感じます。

保護者として先生にできるサポート

  • 不登校になったからといって、先生を一方的に責めないこと
  • 子どもの状態について、できる範囲でこまめに情報共有すること
  • 担任だけで抱え込ませず、スクールカウンセラーや外部機関とも連携してもらうこと

「先生 VS 親」ではなく、「子どもを真ん中に置いたチーム」として話し合えると、お互いずっと楽になります。

不登校はクラスに何人かの目安まとめ

最後に、ここまでの内容を「不登校はクラスに何人くらいいるのが目安なのか」という視点でざっくりまとめておきますね。

  • 小学生:30〜35人クラスで不登校は0〜1人くらいが一般的な目安
  • 中学生:30〜40人クラスで不登校は2〜3人くらいが平均的なイメージ
  • 高校生:40人クラスで不登校は0〜1人程度が目安
  • 学年全体で見ると、小学校で学年に2人前後、中学校で学年に数人〜1割近くというケースも

もう一度強調したいのは、これらはすべて「統計から見たざっくりした目安」にすぎないということです。不登校が少ない学校もあれば、とても多い学校もありますし、その背景には地域性や学校文化、子どもたちの特性など、数値だけでは見えない要素がたくさんあります。

大事なのは、「うちの子のクラスの不登校人数が平均より多いか少ないか」ではなく、「目の前の子が、その環境でどれくらいしんどくなっているか」です。不登校は、子どもが「今の環境ではもう限界だよ」と教えてくれているサインでもあります。

この記事でお伝えした不登校はクラスに何人くらいかという数字や事例は、あくまで一般的な傾向・目安であり、すべての学校・地域に当てはまるわけではありません。正確な情報は必ず文部科学省や自治体、学校の公式サイトをご確認ください。。

あなたと、お子さんのペースに合った道が必ず見つかります。数字に振り回されすぎず、「今できる小さな一歩」を一緒に考えていきましょうね。

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